大原孝治は東京都出身の実業家であり、言わずと知れた大型ディスカウントストアであるドンキホーテの社長です。その経歴とはどのようなものなのでしょう。現在、総合スーパーを展開しているパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(ドンキホーテ)へは1993年に入社しました。店舗一号店となる府中店のコーナー担当を経験後、木更津店、幕張店、市原店の立ち上げの店長を務めました。2年間で3店舗の立ち上げ店長を務めるというのは、その手腕を会社がどれだけ認めていたかというのが分かります。1995年には取締第二営業本部長に就任しました。その後、2013年には社長に就任、2017年にはドイト(2006年に経営支援し新旧分離で新たに設立し、2007年に子会社化し、旧ドイトは解散しました)の社長、2019年にはユニー(名古屋市中村区に所在し、総合スーパー店舗運営を担当する大手流通企業です。店舗ブランドとしてはアピタ、ピアゴ等があります)会長を務めました。第43回経済界(雑誌「財界」などと並ぶ老舗の経営者向け雑誌です)大賞優秀経営者賞を受賞しました。以上の通り、大原孝治は経歴上、わずか20年余りで、いち売り場担当から社長にまでのし上がりました。その大原孝治はインタビューで「主語は常にお客様、お客様の目線に立てない限り、正解は見つからない。
」「自店の常識は地域の非常識だと肝に銘じるべき」と話しています。そのお客様の視点があったからこそ、他では見られない独特の商品の見せ方が生まれたのかもしれません。